二十四節氣・小満
2021年5月21日、太陽が黄経60度を通過し、二十四節氣の8番目『小満(しょうまん)』を迎えた。
小満の期間は、『芒種(ぼうしゅ)』の前日(2021年は6月4日)まで。
※二十四節気を簡単に言うと…
「太陽の動きに合わせて1年を24分割した、季節の目安」。
今年 2021年は、既に梅雨入りしてる地域もあるけど、「梅雨入りしてなけりゃこんな感じの季節だよ」をお届けです。
《 小満って? 》
「小」には「わずかに」という意味があり、小満とは「わずかに満ちる」事だと言われることが多い。
麦の穂が実り始め一安心する「少し満足する」の意を表すとも言われる。
実際に麦の実りがいつなのか、幼い頃には見ていたと思うが思い出せないから分からないんだけど…。
氣温が高くなってきて、あらゆるモノが次第に成長や生長し、生命が天地に満ち始める とか…
山野では、草木が実をつけはじめる とか…
紅花が開花時期を迎える とか…
新緑が万緑へと変化する とか…
梅の実がなり始める とか…
そんなふうに言われてる時季。
確認してないけどね!
個人的には、「暑い日が増えてきたなぁ」とか、「木々の緑が濃くなってきたなぁ」とか 感じる事が多いかな。
《 小満の身体のコト 》
立夏でも伝えたけど、夏は排泄の季節!
真夏に汗がかけるように足をシッカリと動かしておきたい時季。
梅雨時期にむくんだり、真夏に冷房にあたる事が多かったり、夏の終わりにバテやすかったり…なんて事が有るなら特にね。
腰から足には大きな筋肉があって、シッカリと動かすと巡りが良くなって、代謝も上がる。
腿上げ、前後に開脚、左右に開脚、四股踏み、膝の屈伸、お尻けり、足指グーパー、足首パタパタ、青竹踏み…
色んなやり方があるから、体調や氣分に合わせて「氣持ちいい」を基準に、毎日何かしらをすると良いね。
耳を引っ張ったり、上半身を捻るように腰や背中を動かしたり、深呼吸したり、ってのも併せて出来るとよりいいなぁ。
《 季節の食材 》
立夏くらいからではあるけど、「爽やか」って表現が小満になるとシックリと感じる
味覚的にも「サッパリ」とか「スッキリ」とか感じられるものが私は欲しくなる。
シソ、木の芽(山椒)、薄荷(はっか、ミント)、梅干し、レモン… ちょっと季節がズレてるものもあるけどね。
まだ真夏じゃないから、身体を冷やす作用が強い夏野菜は火を通す方がオススメ。
今から夏野菜を生で食べると、体が冷え過ぎてしまうから氣をつけたいところ。
・山椒・新じゃがいも・アスパラガス・新玉ねぎ・春キャベツ・さやえんどう・そら豆・ラッキョウ・新ごぼう・トマト・三つ葉・シソ・青梅・メロン・さくらんぼ・ビワ・夏みかん・パイナップル・シロギス・車海老・ベラ・鯵・カツオ…… などなど。
私は、季節に【絶対】ってのは無いと思ってる。
地域差はあるし、年によっても違う。
だから「今の季節ってそんな感じなのね」と、目安として受け取ってもらいたいと思う。
写真は、歩いていて目に付いたお花。
何となく、小満っぽいなぁって思ったので撮ってみたよ(^^)
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