二十四節氣・大雪

2021年12月7日、太陽が黄経255度を通過し、二十四節氣の21番目『大雪(たいせつ)』を迎えた。
大雪の期間は、『冬至(とうじ)』の前日(2021年は12月21日)まで。
 
 
 ※二十四節気を簡単に言うと…
「太陽の動きに合わせて1年を24分割した、季節の目安」。
【二十四節氣って…?】には、もう少し詳しく伝えてます。
 
 
 
 

《 大雪って? 》

大雪の “大”は「はなはだしい」の意味がある。
「雪が一層はなはだしくなる」というコトと言われるが、中国華北地方の氣候が元だから、日本では「北日本では」と言う注釈がいるだろう。
 
日本海側では雪が激しく降るようになったり、積もり始めたりする頃であり、太平洋側では乾燥した冷たい風が吹き渡ったりする頃。
 
池や川に氷が張ったり、霜柱を踏むようになったり、北風が強くなり、山々は雪化粧をはじめ、冬至に向けて日差しがさらに短くなり寒さも増して本格的な冬がやってくる頃。
正月事始めもあり、大掃除や忘年会などもあり、慌ただしく氣忙しい頃となる。
寒さに乾燥、氣忙しさ…と、身体が緊張状態になるコト山盛りな頃。
 
 
 
 

《 大雪の身体のこと 》

さっきも話したけど、身体が緊張状態になることが山盛りな時季だから、温めるコトと深呼吸を忘れずにいたいところ。
以前も話したかもと思うのだけど、首・足首・手首・お腹(腰首)を温かくして過ごすのがオススメ。
 
腹巻、レッグウォーマー、巻きポカ、手袋、ネックウォーマーなどなど を活用はしたいところなのだけど…
衣類自体が発熱する物で無ければ、衣類を足すだけではこれからの時季は「冷えにくい」には出来ても「温める」にはちょいと足りない。
カイロや湯たんぽなど、熱源となる物を合わせて使ってもらいたいなぁ…。
 
あと、肌の乾燥対策とともに身体の中の乾燥対策も忘れずにね。
肌が乾燥してる時は、粘膜も乾燥しやすくなってるから、水分をこまめに摂ったり、うがい、鼻うがい、目を洗うこともこまめにしたい時季。
 
 
 


《 季節の食材・大雪 》

この時季も、鍋や汁物がオススメ。
温かい物が美味しく感じられ、根菜類は身体を温める作用を持つ物が多く、旬の魚介類は鍋や汁物にピッタリ。
ちょいと生姜を効かせたり、味噌仕立てにしたり、身体を内からも温めつつ、味も楽しみ、ホッと一息ついて緊張を和らげる一助としてもらいたいなぁ。
 
 
・里芋・かぼちゃ・れんこん・さつまいも・カブ・ねぎ・長芋・山芋・ごぼう・春菊・白菜・ほうれん草・大根・こんにゃく・蕎麦・りんご・みかん・サバ・クエ・カレイ・ハマチ・ぶり・カマス・ヒラメ・カワハギ・ニシン・ししゃも・牡蠣・あんこう …… などなど。
 
 
 
写真は、先日伺った親戚宅の植木。
この植木に実がなるのを観ると「正月準備の時期だよね〜」と思う。
週が開けると『正月事始め』もやってくる。
氣忙しくはあるが、深呼吸して穏やかに楽しみたいなぁ〜…。




#二十四節氣 #大雪 #季節の過ごし方

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