二十四節氣・小暑

2021年7月7日、太陽が黄経105度を通過し、二十四節氣の11番目『小暑(しょうしょ)』を迎えた。
小暑の期間は、『大暑(たいしょ)』の前日(2021年は7月21日)まで。
 
 
 ※二十四節気を簡単に言うと…
「太陽の動きに合わせて1年を24分割した、季節の目安」。
【二十四節氣って…?】も ご覧ください。
 

《 小暑って? 》

「小」には「わずかに」とか「すこし」とかって意味もあり、小暑とは「暑さがどんどんと増してくる」って意味があるらしい。
 
梅雨もそろそろ明ける頃となり、暑さが本格的なモノとなってくる頃…と捉えると、小暑 というのも頷ける。
 
昨今、小暑とは名ばかりでシッカリと暑かったりもするけど、それでもまだ暑さのハシリである事に変わりはないだろう。
 
梅雨明け間近となると、集中豪雨が多くなる
先日来、線状降水帯が度々発生し各地に被害も出ている。
そろそろ梅雨が明けると言うことなのかもしれないが、被害に遭われた方には、お見舞い申し上げると共に、ご自身のお身体をご自愛いただきますようお願い申し上げます。
  
 
梅雨が明けると、日差しは強く、氣温は一氣に上がってくる
夏至を境に日は短くなっているが、暑さは日毎に増して、風も湿氣を含んだぬるいような熱いようなモノとなる。
 
入道雲が空に現れ、蓮の花が咲き、サルスベリも咲き始め、セミの合唱が煩く響きだす。
 
そんな時季。
 
小暑から大暑(立秋の前日まで)を「暑中」といい、暑中見舞いを出すときでもある。
暑中見舞いは、喪中であろうが出せる季節の便り。
梅雨が明けたら、立秋までに相手に届く様に 7月中に出すと良いだろう。
いつでも手軽にメールなどでやり取りが出来る時代だからこそ、郵便で出すのも粋なモノかもしれないと思う。
 
 
 
 

《 小暑の身体のコト 》

近頃の暑さは半端なく、体温を上回ることもあるが、夏は よく動き、よく汗をかき、よく食べ、エネルギッシュに過ごす季節でもある。
 
むくみめまいダルさなどが出やすい時でもある。
冷房に当たりすぎると、むくみやダルさはより出やすくもなる。
氣温が少しでもマシな時間には、散歩などで身体を動かし、汗をかくコトをオススメしたい。
 
身体を動かすコトが なかなか難しい時は、カレーなどの香辛料が効いたモノを食べたり、お風呂を活用したり…で、汗をかくのがオススメになる。
冷房が効いた部屋に居続ける時は、肩や膝に上着やストールなどを掛けて 冷え過ぎない様に調整しておくとか、温かいモノを摂るとかってすると夏バテ予防にもなる。
 
 
暑いと呼吸は浅くなるから、深呼吸も意識してしておくのがオススメ。
 
あと、お昼寝がオススメだなぁ。
暑いってだけで疲れるから!
昼ごはんの後とか、一番氣温が高くなる頃とか、ダラーっと15分ほど横になれるなら是非お昼寝してもらいたい。
 
 

《 季節の食材 》

いよいよ夏真っ盛り!
夏野菜たっぷりのカレーが私的にはオススメ。
(食材じゃないけど…)
夏野菜は身体の熱を取ってくれる。
が、つまりは中から冷やしてくるってコト。
塩や味噌と合わせて食べたり、加熱したり、冷やし過ぎないように上手に取り入れていただきたい。
 
 
ナス・水ナス・オクラ・新生姜・枝豆・冬瓜・ミョウガ・シソ・トマト・きゅうり・ピーマン・いんげん・ゴーヤ・とうもろこし・モロヘイヤ・ニンニク・万願寺とうがらし・パイナップル・スモモ・イチジク・ブルーベリー・桃・スイカ・メロン・鯵・ハモ・カレイ・アナゴ・タチウオ・ウニ …… などなど。
 
 
食材では無いとの声も聞こえてきそうだけど、梅干しシソジュース甘酒はったい粉(麦こがし)、 も夏にはオススメ。
 
そろそろ盛りな桔梗の花。
暑さの盛りに、桔梗の紫は ちょっと涼しげな印象を持つのは私だけかな〜?
 
暑さを凌ぎ、涼を感じる方法は様々。
暑さがマシな日や時間には、冷房の効いた部屋から離れて、風鈴の音や打ち水などで涼を取りたいものだなぁ〜…と思う、まだ氣温が上がりきらない今日この頃。

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