二十四節氣・白露
2021年9月7日、太陽が黄経165度を通過し、二十四節氣の15番目『白露(はくろ)』を迎えた。
白露の期間は、『秋分(しゅうぶん)』の前日(2021年は9月22日)まで。
※二十四節気を簡単に言うと…
「太陽の動きに合わせて1年を24分割した、季節の目安」。
【二十四節氣って…?】には、もう少し詳しく伝えてます。
《 白露って? 》
白露は「白く光って見える露」と辞書にもあり、「しらつゆ」とも読む。
この「白く光って見える露」が見れ始める頃が『白露(はくろ)』と言われている。
日中の暑さは引き始め、日中と朝晩や日陰との寒暖差が大きくなり始め、本格的な秋を迎えるころで、夜氣も冷え始めてくる。
夜、虫の声を耳にする事が増えたり
赤とんぼを目にしたり
ツバメが南へと渡って行くのを見かけたり
田んぼが黄色く色付いていたり
刈りとられていたり
…と、そこかしこに秋の欠片が見つけられるようになってくる。
秋の欠片を見かけたら、羽織物を1枚持って出掛けるようにしておきたいころ。
野山には萩の花やススキが顔を出すのもこの頃。
空氣も澄んで氣持ち良く、散歩をしつつ深呼吸するのがオススメなそんな時季。
《 白露の身体のこと 》
秋も本格的に顔を見せ始めるこの頃は、骨盤が締まり始める時季でもある。
ちゃんと骨盤が冬へ向けて動けるよう、股関節を含むお尻周りや太腿のストレッチをしとくのがオススメ。
腰痛の予防にもなるからね。
お尻蹴り、腿上げ、股関節回し、膝を開いたり閉じたり、スクワット…
色々と方法はあるから、やり易いものをやり易い時にちょこちょこと、痛すぎないように、氣持ち良くするのがオススメ。
うつ伏せでお尻蹴りすると、太腿の前側や足の付け根のストレッチにもなるよ。
処暑に引き続き、白露も台風シーズン。
台風は、氣圧や氣温、湿度、天候なんかが急激な変化をおこすから、体調に変化も出やすい。
自分の身体のオーナーは自分だけ。
身体からのクレームを聞き逃さないように過ごしてね。
《 季節の食材・白露 》
風の涼しさを感じれたと思えば翌日には茹だりたくなるような暑さであったり、夏の疲れが出てきたり、台風の影響もあったり…
天候の不安定は、自律神経の不安定に繋がりやすく、体調不良にも繋がりやすくなる。
「疲れてるな」「しんどいな」を感じたら、「食べる」よりも「食べない」を選んでみてほしい。
どうしても「食べたい」と感じたなら、お粥さんや葛湯、味噌汁などをまずは召し上がることがオススメ。
元氣であっても、今頃の季節には週に一度程はお粥さんを食べると良いともきくからね。
夏に冷たいものなどで疲れさせてしまった胃腸を労る意味で召し上がるのもオススメだよ。
ナス・シソ・いんげん・とうもろこし・葉唐辛子・里芋・かぼちゃ・セロリ・新れんこん・舞茸・イチジク・ぶどう・梨・洋梨・りんご・ナツメ・タチウオ・真蛸・甘鯛・イワシ・カンパチ・サンマ …… などなど。
今年は祭りの提灯が飾られた!
町が祭り仕様となると「9月」「秋」ということを実感する。
今年の「中秋の名月」は、満月とも重なる。
晴れるとさぞかし綺麗な月が観られるのではないかと楽しみである。
「秋」を実感し、季節を楽しみ、冬への準備をしていきたいものだ。
0コメント