二十四節氣・霜降
2021年10月23日、太陽が黄経210度を通過し、二十四節氣の18番目『霜降(そうこう)』を迎えた。
秋分の期間は、『立冬(りっとう)』の前日(2021年は11月6日)まで。
※二十四節気を簡単に言うと…
「太陽の動きに合わせて1年を24分割した、季節の目安」。
【二十四節氣って…?】には、もう少し詳しく伝えてます。
《 霜降って? 》
霜降は、二十四節氣での秋の終わり。
朝晩の冷え込みが増し、
北国や山里では露にかわって霜が降り始める。
木々は葉を赤や黄色に染めて山が装い、
北の地域や高地の山間部では初雪も観測され、
一雨降るごとに氣温が下がり、
冬がそこまで来つつある事を感じる頃。
秋の初時雨は、野山の生きものにも 人々にも
「そろそろ冬支度を…」と促してくる。
乾燥も氣になる頃。
加湿器や暖房器具の点検、準備はもう済んだかな?
いつグッと寒くなっても大丈夫なように
いつでも使えるように
そろそろ段取りしておく頃合。
《 霜降の身体のこと 》
霜降は、秋の土用の期間とガッツリ重なっている。
土用は「消化器を労わろう週間」だし、朝夕と日中の寒暖差、日毎の寒暖差、乾燥なども氣に掛けたい時季。
この時季は、氣の巡りが滞りをおこしやすく、風邪をひきやすいし、くよくよと悩みがちにもなりやすい。
対策としては、首・手首・足首・お腹周りを冷やさないようにしたり、足湯したり、お風呂でユッタリしながら足元の体操したり、股関節を大きく動かしたり…
それと、何より少食(腹八分)がオススメ。
骨盤がしまり、感受性が高まる時季だから、自然の中に身を置いたり、本や映画、芸術に親しむのもオススメだなぁ〜。
何はともあれ「労う」氣持ちを忘れずに、冬が来る前に冷えを抱えないように、身も心もあったかく過ごしたいものだなぁ〜…。
《 季節の食材・霜降 》
秋の実りは、高栄養価のものが多い。
少しでも満足出来るものが多いってこと。
たくさん食べたくなる時は、食べてるものの内容が季節とズレてるか、冷えてる時。
食事を見直すチャンスだね。
・里芋・かぼちゃ・れんこん・舞茸・しめじ・しいたけ・えのき・ナメコ・さつまいも・ムカゴ・根生姜・カブ・じゃがいも・チンゲン菜・銀杏・りんご・ザクロ・栗・柿・カリン・サンマ・サバ・クエ・鮭 …… などなど。
今回の写真は、昨年の紅葉。
今年も紅葉をみに出掛けたいなぁ〜…
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