今日から「冬の土用」
今日(1/17)は、冬の「土用の入り」
冬の土用が始まる。
「土用」とは、『雑節』と言う日本独自に考えられた こよみ のひとつ。
「土用」の期間は、
「四立(しりゅう/立春・立夏・立秋・立冬)」の前の約18日間。
「土用」に入る日を「土用の入り」、
「土用」の明ける節分を「土用の明け」という。
季節の変わり目で、
大きな変化が気候的にも
体調的にも起きやすい時期。
「土用」の過ごし方として、
何よりもオススメなのは〈少食〉!
「土用」は次の季節への移行期間。
季節の疲れのお掃除期間。
身体の外を休ませ 穏やかに過ごすと共に
身体の内も休ませ
お腹の中も穏やかに過ごしてもらえたら…と思う。
〈少食〉は、風邪の予防にもオススメ(^^)
「土用」と言えば、「土用の丑の日にウナギ」を思い浮かべるかと思うが、これは夏の土用。
冬の土用は、未(ひつじ)の日に「ひ」から始まるモノか、赤い食べ物を食べると良いと言われている。
・ひじき・ヒラメ・ヒラマサ・ひよこ豆・トマト・苺(赤いもの)・小豆 などなど…
〈少食〉で過ごし、
未の日に「ひ」から始まるモノか赤いモノを食べ、
風邪やインフルエンザを予防し、
やがてくる春を “ごきげん♪” に過ごしてもらいたい(^^)
ちなみに…
「土用」は「土旺用事(どおうようじ)」の略されたものと言われていて、
「土旺用事」とは「土の氣がもっとも働く期間」のコト。
「土の氣」は大きな変化を促すとも言われている。
「土用」には、土を司る土公神(どくじん)という神さまが土の中にいらっしゃる…として、土を掘り起こしたり触ったりを避けるようだ。
普段以上に静かに過ごすための考え方かもしれない。
約18日間、ずっと土が触れないのは仕事や生活に支障が出る。
土公神さんが土から出て天上界へ行ってる日と言う「間日」があり、その日は土を触っても大丈夫と考えられている。
冬の間日は、虎の日・卯の日・巳の日。
(今回の場合、1月17日・18日・20日・29日・30日・2月1日)
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