《春の土用の過ごし方》
明日(4/17)は、春の「土用の入り」
春の『土用』が始まる。
『土用』とは、『雑節』と言う日本独自に考えられたこよみのひとつ。
春の『土用』は「立夏の前 約18日間」。
今年は、4/17が「土用の入り」となり
立夏前日(節分)の5/5が「土用の明け」となる。
『土用』は季節の変わり目。
大きな変化が気候的にも
体調的にも起きやすい時期。
特に この『春の土用』は
新年度が始まり慣れてくる頃。
4月に新しい生活となり
緊張を強いられていたとしても、
徐々に慣れてきて
ゴールデンウィークも間近に迫り
緊張に緩みも取れてくる頃。
そんな『春の土用』にオススメの過ごし方は
〈 ゆったりお風呂タイム 〉や〈 足湯〉。
足元はこの時期 割と冷やしやすいので
お風呂や足湯でシッカリと温めてもらいたい。
夜はユッタリと 芯まで温まるようにすると
ユックリ寝やすくもなる。
また、朝から氣怠いときは
足元に少し熱めのシャワーを当てるだけでも
シャキッと活動しやすいようにもなる。
『土用』と言えば、「土用の丑の日にウナギ」を思い浮かべるかと思うが、これは夏の土用。
春の土用は、戌(いぬ)の日に「い」から始まるモノか、白い食べ物を食べると良いと言われている。
・イワシ・いちご・いんげん豆・いか・芋・シラス・ホワイトアスパラ・新玉ねぎ・カリフラワー などなど…
(今年の戌の日は、4月19日と5月1日)
春の土用だけでなく
『土用』の過ごし方として
何よりもオススメなのは〈 少食 〉!
『土用』は次の季節への移行期間。
季節の疲れのお掃除期間。
身体の外を休ませ 穏やかに過ごすと共に
身体の内も休ませ
お腹の中も穏やかに過ごしてもらえたら…と思う。
今年は改元も『土用』の間に行われ
立夏前日の節分は『端午の節句』と重なってもいる。
〈ゆったりお風呂タイム〉や〈少食〉で過ごし、戌の日に「い」から始まるモノか白いモノを食べ、やがてくる夏を “ごきげん♪” に過ごしてもらいたい(^^)
ちなみに…
『土用』には、土を司る土公神(どくじん)という神さまが土の中にいらっしゃる…として、土を掘り起こしたり触ったりを避けるようだ。
普段以上に静かに過ごすための考え方かもしれない。
約18日間、ずっと土が触れないのは仕事や生活に支障が出る。
土公神さんが土から出て天上界へ行ってる日と言う「間日」があり、その日は土を触っても大丈夫と考えられている。
春の間日は、巳の日・午の日・酉の日。
今年の場合、4月18日・26日・27日・30日となる。
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